
作品01

作品02


作品03

作品04


一見離れた存在に見える其れらは魂であったり、祈りであったり、呪いであったり人間によって、様々な精神が込められる[容れ物]であることで 何処か等しく、例えば、冷たいビスクの肌理に柔らかな睫毛の瞬きに繊細な糸目で紡ぐドレスに。
例えば、古代の青銅の 鈍い艶めきにアンティークの十字架のイノセントに。
其々の細部の表面へ煌めきとなって そのことは浮かび上がります。
濃縮の魂を宿した其れらはきっと、単なる容れ物ではなく、verum corpus(真実の身体)と呼べるかもしれません。
其々のディティルへ宿るうつくしさ、そして精神を追求しつつ、ビスク・ドールと装身具というコラボレーションでしか遂げられない、美の身体像を表現してゆきたいと思います。


まなざし(装身具作家)
2014年 慶應義塾大学文学部哲学専攻卒業
2016年 慶應義塾大学文学研究科哲学専攻中退
2017年 『まなざし』という名で装身具の発表を始める。
古代からアンティーク、vintageにコンテンポラリーまで。時代も産地も様々なカケラや遺物を繋ぎ合わせ、アミュレットジュエリーを製作している。『供儀と裂開』をテーマとする。
ようし(人形作家)
東京藝大工芸科彫金専攻卒業
東京都在住
2019年よりオールビスク球体関節人形を発表。その殆どは気持ちの赴くまま、導かれるままに。
静かな輝きをたぐりよせて制作をします。人形には囚われず、いつまでも、自由でいて欲しい。そして、なにより美しい人形を作りたいと願っています。